大きな特徴は主に業務システムの構築に利用されてきた歴史から「システム開発のロジックの組み方」がテンプレートとしてフレームワークの中で決められています。そのため、wisdomを使用して開発したシステムは何がどこでどのように実装されているかがわかりやすくなる、という特徴があります。
アプリケーション開発はwisdomに沿って行うことになるので、JDKのバージョン、OSの環境の違いなどを考慮しながら開発する必要はありません。
wisdomの歴史は古く、Java ServletによるWebシステムの黎明期に始まりました。制作者の鴻田孝雄はJavaでの大規模システム開発に着手して、開発方法に 大きな改善点があることを感じ、それを少しづつ形にしていったものがwisdomです。
wisdomが完成するまで、鴻田孝雄は3回ほどのプロジェクトで当時、基盤、共通部分といったものを開発しプロジェクトに適用してきましたが、それらの多くは巨大で、享受できるメリットが小さい複雑なコーディングルールの塊でした。
鴻田孝雄は、数回のプロジェクトを経た基盤部分を全面的に見直し無駄な部分、複雑な使用方法を持ったAPIを一掃しました。これが最初のwisdomです。このときに名前が「wisdom」となりました。
このときのwisdomの特徴は必要な部分はすべてJavaインターフェースに抽出したことがあげられます。アプリケーション開発で必要となるAPIはインターフェースとして定義し、実装を行うのがwisdomです。
この時点で決定されたJavaインターフェースは2004年2月に決定されてから変更されておらず、以降wisdomはさまざまなプロジェクトのフレームワークとして採用され、この
インターフェースが利用され続けています。
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シゴト情報「an」 http://weban.jp/ wisdomはシゴト情報「an」の 総合サイト、「anエリア」、「anレギュラー」 (3サイトともPC、携帯)、 法人向けASP an Gatewayの開発基盤としカスタマイズして適用されています。 |
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